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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association


年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。

Vol.18 (2012)〜 Vol.17 (2011) Vol.16 (2010) Vol.15 (2009)
Vol.14 (2008) Vol.13 (2007) Vol.12 (2006) Vol.11 (2005)
Vol.10 (2004) Vol.9 (2003) Vol.8 (2002) Vol.7 (2001)
Vol.6 (2000) Vol.5 (1999) Vol.4 (1998) Vol.3 (1997)
Vol.2 (1996) Vol.1 (1995)

Vol. 11, 2005 /
●原著
心筋梗塞急性期の性差と急性期予後:多施設登録調査(第III報)
加世田俊一1,神原 啓文2,琴浦  肇3,横塚  仁4,福山 尚哉5,朱  敏秀6,西川 英郎7,宮尾 賢爾8,河野 義雄9,森  秀樹10,廣瀬 邦彦11,五十嵐康己12
1広島赤十字・原爆病院循環器科,2大阪赤十字病院心臓血管センター(現 静岡県立中央病院),3日本赤十字社和歌山医療センター第一内科,4足利赤十字病院循環器科,5松山赤十字病院循環器科(現 萩原中央病院),6秋田赤十字病院第二内科(現 新潟リハビリテーション病院),7山田赤十字病院循環器科(現 三重ハートセンター),8京都第二赤十字病院第一内科,9京都第一赤十字病院循環器科,10長崎原爆赤十字病院循環器科,11大津赤十字病院循環器科,12北見赤十字病院循環器科(現 市立札幌病院)

1998年 3 月までの 5 年間に赤十字病院12施設に入院した急性心筋梗塞患者1,420例を対象に,急性期の予後に寄与する因子について特に男女差に注目して解析した.女性では男性に比しKillip II以上の重症者が多く,心不全やショック等の合併症を持つ率が高く,血栓溶解療法や経皮的冠動脈形成術(PTCA)による再灌流療法を受ける率が低く,急性期死亡率が高かった.梗塞サイズや罹患枝数に男女差はなく,左室駆出率は男性の方が低かった.背景としては女性では発症年齢が高く,高血圧・高脂血症や糖尿病の治療を受けているものが多く,発症から来院までの時間が長かった.多変量解析を行うと,年齢・糖尿病の存在・左室駆出率と合併症の存在が急性期予後に寄与していた.女性での高い急性期死亡率については男性に比べ7.4歳高い年齢等が関与しており,性別は独立の予後規定因子ではなかった.
全文PDF

Keyword: acute myocardial infarction, clinical profile, mortality, gender difference
 
Kaseda S, Kambara H, Kotoura H, Yokotsuka H, Fukuyama N, Shu T, Nishikawa H, Miyao K, Kohno Y, Mori H, Hirose K, and Igarashi Y: Gender differences in early clinical outcomes in patients with acute myocardial infarction: multicenter study (Report III)
J Jpn Coron Assoc 2005; 11: 15-23
2004年9月20日受付,2005年2月22日受理

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