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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association |
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年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。 |
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Vol. 12, 2006 / |
●原著 |
冠動脈インターベンション前後での脂質管理の再狭窄への有用性 |
水野 幸一1,原田 智雄1,田中 修1,三宅 良彦>2 |
1 聖マリアンナ医科大学東横病院内科・循環器科
2 聖マリアンナ医科大学循環器内科 |
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【目的】冠動脈インターベンション(PCI)を施行した冠動脈疾患症例の6カ月以内の再狭窄発症に関して,PCI前後での脂質管理の有用性を検討する.【方法】初回PCIを施行した101症例(狭心症24例,急性心筋梗塞77 例,平均年齢67.2±9.3歳)を対象とし,PCI施行前および6カ月後のLDL-C値により,100mg/dl未満の管理良好群と,100mg/dl以上の管理不良群に分類,さらにスタチン投与の有無により,投与群と非投与群に分類し,再狭窄率を後ろ向きに検討した.【結果】PCI施行前の管理良好群の再狭窄率が,管理不良群に比して有意に低値を示した(9.1% vs 32.9%,P=0.02).一方,PCI施行6カ月後の管理良好群と管理不良群の再狭窄率(28.3% vs 27.1%,P=0.938),およびスタチン投与群と非投与群の再狭窄率(25.0% vs 31.1%,P=0.628)は同等であった.【結論】PCI施行前のLDL-C値100mg/dl未満の管理良好群では,再狭窄率が有意に低く,厳密に脂質管理されればPCI施行後の再狭窄を抑制し,二次予防に貢献する可能性が示唆された. |
全文PDF |
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Keyword: Fcoronary intervention, coronary restenosis, lipid-management |
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Mizuno K, Harada T, Tanaka O, and Miyake F: Effectiveness of lipid-management before and after percutaneous coronary intervention on coronary restenosis
J Jpn Coron Assoc 2006; 12: 100-105 |
2005年9月2日受付,2006年1月20日受理 |
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