日本冠疾患学会／学会雑誌Vol.13 (2007)

日本冠疾患学会のWEBサイトへようこそ。

≪ サイトTOPページへ

日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association

年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。

Vol.18 (2012)～	Vol.17 (2011)	Vol.16 (2010)	Vol.15 (2009)
Vol.14 (2008)	Vol.13 (2007)	Vol.12 (2006)	Vol.11 (2005)
Vol.10 (2004)	Vol.9 (2003)	Vol.8 (2002)	Vol.7 (2001)
Vol.6 (2000)	Vol.5 (1999)	Vol.4 (1998)	Vol.3 (1997)
Vol.2 (1996)	Vol.1 (1995)

Vol. 13, 2007 /

●原著

冠動脈プラークエコー輝度と冠動脈コンプライアンスとの関係

佐々木　修，西岡　利彦，一色　亜美，井上　芳郎，薬袋　路子，金田　亜紀，

	                        外山堅太郎，佐藤　俊一，湯原　幹夫，真崎　暢之，安藤　敏行，神山　哲男，

	                        桐村　正人，伊藤　博之，丸山　義明，吉本　信雄

埼玉医科大学総合医療センター心臓内科

【目的】血管内超音波法を用いて冠動脈エコー輝度とコンプライアンスとの関係を調べること．【方法】15 個の新規冠動脈プラークの血管内超音波画像と冠動脈内圧とを同時記録し，コンプライアンスおよびstiffnessindex b を算出した．冠動脈プラークエコー輝度はNIH イメージを用いて測定した．【結果】冠動脈プラークエコー輝度は冠動脈コンプライアンスと有意な負の相関（r=-0.43，p=0.010）を示し，stiffness index b と有意な正の相関（r=0.43，p=0.011）を示した．重回帰分析では，冠動脈プラークエコー輝度は冠動脈コンプライアンスの有意（p=0.011）な独立した規定因子であったが，冠動脈コンプライアンスの約18％しか説明し得なかった．【結論】単回帰・重回帰のいずれにおいても，冠動脈プラークエコー輝度は冠動脈コンプライアンスとの間には有意であるが疎な相関関係が認められた．

全文PDF

Keyword： Fcoronary compliance, plaque echo-intensity

Sasaki O, Nishioka T, Isshiki A, Inoue Y, Minai M, Kaneda A, Toyama K, Sato S, Yuhara M, Masaki N, Ando T, Kamiyama T, Kirimura M, Ito H, Maruyama Y, and Yoshimoto N: Relationship between coronary plaque echo-intensity and coronary compliance

J Jpn Coron Assoc 2007; 13: 1-5

2006年5月1日受付，2006年9月6日受理

　≪ Vol.18以降～最新号　≪ Vol.13目次へ　≪ サイトTOPページへ

┃　関連リンク　┃　プライバシーポリシー　┃

ご使用になるブラウザはInternet Explorer5.0、Netscape Communicator5.0以上を推奨しています。

尚、全ての著作権は日本冠疾患学会に帰属し、記載内容について一切の無断転載をお断りします。