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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association |
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年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。 |
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Vol. 13, 2007 / |
●原著 |
冠動脈バイパス再手術例についての検討 |
江連 雅彦,金子 達夫,佐藤 泰史,長谷川 豊,岡田 修一,小此木 修一 |
群馬県立心臓血管センター心臓血管外科 |
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冠動脈バイパス再手術では癒着剥離,残存開存グラフト,使用グラフトの制限,心筋梗塞による低左心機能などが問題になる.当院での再バイパス手術25 例について報告し,術式の妥当性と問題点について検討した.年齢66.8±7.0 歳,初回手術からの期間116±65 月.閉塞グラフトは56 枝中28 枝(50%)で,22 例にPCI が施行された.心筋梗塞の既往は16 例で,左室駆出率は46.9±14.9%.術前大動脈バルーンパンピングは3 例で,人工心肺下手術16 例(C群),OPCAB 9 例(全例MIDCAB:M群)であった.バイパス数は2.27±0.79 枝,25枝中21 枝(84%)で動脈グラフトを使用した.M 群は動脈グラフト1 枝(左前下行枝 8 例,右冠動脈 1 例)であった.C 群3 例で大動脈バルーンパンピングを必要とし,入院死亡はC 群3 例(低心拍出量症候群2 例と腹部臓器虚血による多臓器不全)であった.グラフト開存は100%で,3 例(C 群1 例,M 群2 例)で,バイパス以外の残存狭窄部位にPCI をおこなった.左前下行枝に対するredo MIDCAB は安全におこなえると思われる.また,PCI を併用するhybrid therapy も有用であると思われた. |
全文PDF |
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Keyword: redo-coronary artery bypass grafting, MIDCAB, hybride revascularization |
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Ezure M, Kaneko T, Sato Y, Hasegawa Y, Okada S, and Okonogi S: The investigation of surgical treatment for redo-coronary artery bypass grafting
J Jpn Coron Assoc 2007; 13: 105-108 |
2006年6月21日受付,2007年3月3日受理 |
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