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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association


年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。

Vol.18 (2012)〜 Vol.17 (2011) Vol.16 (2010) Vol.15 (2009)
Vol.14 (2008) Vol.13 (2007) Vol.12 (2006) Vol.11 (2005)
Vol.10 (2004) Vol.9 (2003) Vol.8 (2002) Vol.7 (2001)
Vol.6 (2000) Vol.5 (1999) Vol.4 (1998) Vol.3 (1997)
Vol.2 (1996) Vol.1 (1995)

Vol. 13, 2007 /
●原著
冠状動脈バイパス術における近位側遮断試験による術中グラフト評価
宮内 忠雅,島袋 勝也,今泉 松久,福本 行臣,竹村 博文
岐阜大学大学院医学系研究科高度先進外科学

【背景】冠状動脈バイパスグラフト吻合を評価するための簡易な指標として,近位側遮断試験が有用であるかを検討した.【方法】OPCAB でITA-LAD バイパスを行った23 例に対してトランジットタイム血流量計による吻合部近位側の遮断試験を行った.またパルスドップラー血流速度計にて吻合部近位側冠動脈の血流方向を測定し,グラフト遮断による変化を測定した.【結果】グラフト平均流量は32.9±14.6 mL/min,平均PI は2.5±1.1,平均DF は74.8±6.9%であった.近位側遮断により平均流量は,75%狭窄例は28.3±4.7 から39±12.1mL/min と増加し,90%以上の狭窄例は33.6±15.5 から28.3±13.9 mL/min と有意に減少した.また90%以上狭窄例の吻合部近位側冠状動脈の血流は逆行性またはto-and-fro に流れており,ITA 遮断により順向性に変化した.術後冠動脈造影でグラフトは全例開存していた.【結語】本法は吻合の質とグラフトの血流供給能力を評価するための簡易な指標の一つとして有用である可能性があると考えられた.
全文PDF

Keyword: coronary artery bypass surgery, graft flow, transit-time flow meter, graft evaluation
 
Miyauchi T, Shimabukuro K, Imaizumi M, Fukumoto Y, and Takemura H: Intraoperative evaluation of bypass graft by proximal occlusion test in off-pump coronary artery bypass surgery.
J Jpn Coron Assoc 2007; 13: 195-200
2006年5月22日受付,2007年3月14日受理

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