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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association |
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年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。 |
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Vol. 13, 2007 / |
●原著 |
急性心筋梗塞リハビリテーションクリニカルパスの妥当性の検討:
使用状況とバリアンス分析(第III 報) |
江崎 美沙1,黒木多美子1,村本多江子1,池袋るみ子1,濱田亜矢子1,
中尾 浩一2,本田 喬2 |
済生会熊本病院心臓血管センター1集中治療室,2内科 |
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2004 年1 年間に当科に入院した発症48 時間以内の急性心筋梗塞(AMI)患者223 例を対象とし,急性心筋梗塞リハビリテーションクリニカルパス(AMI-CP)の使用状況,院内予後,段階的運動負荷時のバリアンス発生状況を調査した.適用基準,除外基準を満たした128 例(57%)に対しAMI-CPが使用された.除外基準に該当するがAMI-CP を使用した症例が17 例(8%)認められたが,人工呼吸器やIABP 等を早期離脱後の患者で,段階的運動負荷のプログラムを使用していた.AMI-CP を使用した合計145 例に院内死亡はなかった.AMI-CP 不使用は78 例(35%)であり,その理由はAMI-CP 開始前の死亡,除外基準に該当であった.AMI-CP 使用者は,不使用者に比べ有意に若年で,在院日数は短かった.メジャーバリアンスに至る症例は前調査と同様,100 m 歩行負荷前後で初回バリアンスを生じており,早期の運動負荷で注意が必要であることを再認識した. |
全文PDF |
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Keyword: acute myocardial infarction, clinical pathways, inclusion criteria, exclusion criteria, variance analysis |
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Ezaki M, Kuroki T, Muramoto T, Ikebukuro R, Hamada A, Nakao K, and Honda T: Re-evaluation of clinical pathways for rehabilitation after acute myocardial infarction.
J Jpn Coron Assoc 2007; 13: 201-204 |
2006年7月28日受付,2007年3月27日受理 |
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