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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association |
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年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。 |
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Vol. 14, 2008 / |
●原著 |
剤溶出性ステント時代におけるベアメタルステントの治療成績
および有用性についての検討 |
堀部 秀樹,竹本 憲二,度会 正人 |
安城更生病院循環器センター循環器科 |
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【目的】薬剤溶出性ステント(DES)時代におけるベアメタルステント(BMS)の治療成績を検討する.【方法】 2005年 1月から同年 12月の間,当院では主に急性冠症候群(ACS),比較的太い病変(>3.5mm),限局性病変(<18mm)などで BMSを使用した.同時期に BMSを留置した連続 224症例(236病変)で院内 MACE(死亡,心筋梗塞[ MI],標的病変再血行再建術[ TLR])を評価し,205症例(217病変)で慢性期(7.2±2.4カ月)の心事故を評価した.【結果】院内 MACEは死亡 3例,非 Q波 MI 4例,TLR 4例を認めた.慢性期に死亡 1例,Q波 MI 2例,TLR 17病変(7.8%)を認めた.【結論】DESの使用が可能となった以後の時代においても,ACS,比較的太い病変,限局性病変などで適切に留置することにより,当院の BMS治療成績は比較的良好であった. |
全文PDF |
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Keyword: bare metal stent, percutaneous coronary intervention |
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Horibe H, Takemoto K, and Watarai M: Clinical outcomes of bare metal stents in drug eluting stent era
J Jpn Coron Assoc 2008; 14: 188-193 |
2007年6月27日受付,2008年5月14日受理 |
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