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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association |
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年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。 |
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Vol. 14, 2008 / |
●原著 |
橈骨動脈を用いた冠動脈バイパス術の遠隔成績 |
伊藤 信久,田代 忠,森重 徳継,岩橋 英彦,西見 優,
林田 好生,竹内 一馬,桑原 豪,助弘 雄太 |
福岡大学医学部心臓血管外科 |
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【目的】冠動脈バイパス術における橈骨動脈グラフトの遠隔成績を検討した.【対象と方法】 1996年 4月から 2006年 5月までの橈骨動脈使用例は 368例.橈骨動脈の使用法により大動脈吻合群(A群;198例)と composite群(C群;170例)の 2群に分け,遠隔成績について検討した.【結果】年齢(A群 62.2歳:C群 65.7歳)は, C群が高齢であった.末梢吻合数(A群 1.5枝:C群 2.1枝)は C群で有意に多かった.出血量(A群 517.8 g: C群 415.0 g)は A群が有意に多かった.両群とも術後経過は平穏であった.橈骨動脈の早期グラフト開存率は A群 92.0%,C群 91.6%であり有意差はなかった.全死亡回避率(9年)(A群 78.2%:C群 73.6%)には有意差を認めたが,心事故回避率,心臓死回避率では差はなかった.【結語】橈骨動脈グラフトの成績は,両群とも早期,遠隔成績は良好と思われた. |
全文PDF |
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Keyword: CABG, radial artery graft, AC bypass, composite graft |
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Ito N, Tashiro T, Morishige N, Iwahashi H, Nishimi M, Hayashida Y, Takeuchi K, Kuwahara G, and Sukehiro Y: The long-term results of coronary artery bypass grafting with radial artery graft
J Jpn Coron Assoc 2008; 14: 211-216 |
2007年9月4日受付,2008年4月15日受理 |
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