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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association


年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。

Vol.18 (2012)〜 Vol.17 (2011) Vol.16 (2010) Vol.15 (2009)
Vol.14 (2008) Vol.13 (2007) Vol.12 (2006) Vol.11 (2005)
Vol.10 (2004) Vol.9 (2003) Vol.8 (2002) Vol.7 (2001)
Vol.6 (2000) Vol.5 (1999) Vol.4 (1998) Vol.3 (1997)
Vol.2 (1996) Vol.1 (1995)

Vol. 15, 2009 /
●原著
急性冠症候群における冠インターベンション後のステント内再狭窄に対する
脂質管理およびスタチン・ARBの有用性
水野 幸一1,原田 智雄1,田中  修2,三宅 良彦3
1 川崎市立多摩病院指定管理者聖マリアンナ医科大学循環器科
2 聖マリアンナ医科大学東横病院心臓病センター
3 聖マリアンナ医科大学循環器内科

【目的】PCIを施行したACS症例の再狭窄発症とLDL-C値の関連性,スタチン・ARBの有用性を検討する.【方法】症例をPCI施行前と6カ月後のLDL-C値を100 mg/dl前後で分類し,さらにPCI施行6カ月後までのスタチン・ARB投与の有無により分類して再狭窄率を後ろ向きに検討した.【結果】全63例中15例に再狭窄を認めたが,再狭窄の有無により,臨床的背景,血清脂質値,冠動脈病変背景,6カ月後の投薬内容に差はなかった.そして,LDL-C値100 mg/dl未満群が,100 mg/dl以上群に比して,PCI施行前では有意に再狭窄率が低かったが,PCI施行6カ月後では同等であった.一方,スタチン投与例が,非投与例に比して,再狭窄率が有意に低かったが,ARB投与の有無では差はなかった.ただし,PCI施行6カ月後のLDL-C値100 mg/dl以上群では,ARB投与例が,非投与例に比して,有意に再狭窄率が低かった.【結論】LDL-C管理,ACS発症直後からのスタチン・ARB投与が,再狭窄発症予防に貢献する可能性が示唆された.
全文PDF

Keyword: acute coronary syndrome, percutaneous coronary intervention, lipid-management, statin, angiotensin II receptor blocker
 
Mizuno K, Harada T, Tanaka O, and Miyake F: The usefulness of lipid control, statin and angiotensin II receptor blocker to prevent in-stent restenosis in patients with acute coronary syndrome after percutaneous coronary intervention.
Jpn Coron Assoc 2009; 15: 1-7
2007年8月26日受付,2008年9月5日受理

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