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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association |
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年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。 |
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Vol. 15, 2009 / |
●原著 |
軽症心筋梗塞例の抑うつと予後規定因子の関係 |
菅谷 寿理1,福間 長知2,牛島 明子2,加藤 祐子2,愛須 紀子2,
土田 貴也2,高橋 啓2,岸田 浩2,水野 杏一2 |
1 日本医科大学生理機能センター
2 同内科学循環器部門 |
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【目的】軽症心筋梗塞患者における抑うつが,自律神経系や酸化ストレスに影響を及ぼすか否かを検討した.【方法】対象は発症後14±1日経過した軽症の急性心筋梗塞患者男性16例,年齢65±6歳.全例にSDS(self-rating depression scale)を評価し,8-isoprostaneとMnSOD血中濃度を測定.心拍変動周波数解析より夜間就寝中の低周波数成分(LF)と高周波数成分(HF)を算出.【結果】1)対象のSDSは40±8点.年齢などの臨床背景と関連なし.2)SDSは,HFと負相関,LF/HFと正相関.3)SDSは,血中8-isoprostane濃度と負相関,血中MnSOD濃度とは関連なし.【考察】軽症心筋梗塞例にみられる軽度抑うつは,自律神経機能に影響を及ぼした.しかし酸化ストレスマーカーとの関連は過去の報告と異なり,軽症心筋梗塞の抑うつは重症例とは異なる特徴を有すると考えられる. |
全文PDF |
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Keyword: myocardial infarction, depression, autonomic nervous system, oxidative stress |
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Sugaya J, Fukuma N, Ushijima A, Kato Y, Aisu N, Tsuchida T, Takahashi H, Kishida H, and Mizuno K: The relationship of depression and prognostic factors in patients with mild acute myocardial infarction.
J Jpn Coron Assoc 2009; 15: 198-201 |
2008年11月12日受付,2009年4月24日受理 |
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