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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association |
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年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。 |
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Vol. 16, 2010 / |
●原著 |
冠動脈バイパス術を受ける患者の術前における QOLと身体活動 |
嶌田 理佳1,山本 志保2,白石 裕一3,夜久 均4 |
1 名古屋市立大学看護学部
2 京都府立医科大学附属病院リハビリテーション部
3 京都府立医科大学循環器科
4 京都府立医科大学心臓血管外科 |
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冠動脈バイパス術を受けた患者の心臓リハビリテーション(以下,心リハ)プログラムをより効果的なものにするために,術後心リハに参加し,自己記入式調査への協力が得られた連続72症例を対象として,術前の患者の身体活動状況や生活の質(quality of life; QOL)を,「身体活動量質問紙」および「健康関連QOL質問票SF-36」を用いて調査した.SF-36の平均偏差得点は全項目で国民標準値と比較して低く,冠動脈バイパス術施術群(CABG群)35名と非CABG群37名に分け比較検討したところ,〔心の健康:MH〕のみCABG群が有意に高かった(<0.05).CABG群では冠危険因子の保有率が高いが,CABG群は非CABG群よりも運動習慣を有する割合が低く(31.4%:48.6%),運動に対して消極的な姿勢である傾向がみられた.こうしたことから,運動習慣の確立・継続には個別性のある指導の工夫や退院後フォローをうける医療機関との連携などが必要であることが示唆された. |
全文PDF |
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Keyword: surgery, cardiac rehabilitation, exercise, quality of life |
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Shimada R, Yamamoto S, Shiraishi H, Doi K, and Yaku H: Assessment of physical activity and quality of life in patients before coronary arterial bypass grafting
J Jpn Coron Assoc 2010; 16: 40-46 |
2008年11月25日受付,2009年11月12日受理 |
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