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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association


年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。

Vol.18 (2012)〜 Vol.17 (2011) Vol.16 (2010) Vol.15 (2009)
Vol.14 (2008) Vol.13 (2007) Vol.12 (2006) Vol.11 (2005)
Vol.10 (2004) Vol.9 (2003) Vol.8 (2002) Vol.7 (2001)
Vol.6 (2000) Vol.5 (1999) Vol.4 (1998) Vol.3 (1997)
Vol.2 (1996) Vol.1 (1995)

Vol. 16, 2010 /
●症例報告
左肺癌と高度内頸動脈狭窄を合併した左冠動脈主幹部病変に対して
一期的に冠動脈バイパス術および左肺癌手術を施行した1例
石田成吏洋,島袋 勝也,松野 幸博,竹村 博文
岐阜大学大学院医学系研究科高度先進外科学分野

症例は72歳男性.左肺癌(左下葉扁平上皮癌,cStage IB)に対する術前精査において左冠動脈主幹部病変を含む冠動脈二枝病変,高度内頸動脈狭窄を認めた.左肺癌は進行癌であり早期切除が望ましく,冠動脈バイパス術との同時手術適応と判断した.手術はIABPを留置した後,左開胸アプローチとしoff pumpで開始した.左前下行枝は心筋内走行のため,心拍動下で左内胸動脈を第2対角枝に吻合を試みたところ,心室性不整脈が頻発し循環動態不安定となったため,PCPSによる補助循環下での吻合を行った.PCPSを抜去した後,左下葉切除を行い,心拍動下で下行大動脈より回旋枝に大伏在静脈グラフトを吻合した.術後,左乳び胸を認めたが軽快し,術後19日目に独歩退院となった.左肺癌と高度内頸動脈狭窄を合併した左冠動脈主幹部病変に対する一期的な冠動脈バイパス術および左肺癌の同時手術は有効な手段の一つであると考えられた.
全文PDF

Keyword: coronary artery disease, lung neoplasms, carotid artery
 
Ishida N, Shimabukuro K, Mastuno Y, and Takemura H: A case of simultaneous coronary artery bypass and left lobectomy for coronary artery disease concomitant with lung cancer and severe internal carotid artery stenosis.
J Jpn Coron Assoc 2010; 16: 142-145
2009年6月19日受付,2009年12月3日受理

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