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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association |
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年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。 |
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Vol. 17, 2011 / |
●原著 |
糖尿病合併冠動脈疾患の外科治療 |
廣谷 隆,大坪 諭,吉武 秀一郎,高木 淳,竹内 成之 |
東京都済生会中央病院心臓血管外科 |
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糖尿病(DM)症例では,無症候性に冠動脈病変が進行するため,低心機能症例が多く,腎機能障害合併例も多く,手術においては創感染も起こしやすい.そのため,冠動脈インターベンションも外科治療も,非DM症例に比べて治療成績は不良とされている.当院では,創感染対策を行いつつ,両側内胸動脈をできるだけ用いて,心停止下に完全血行再建を行うことを原則とし,手術成績改善に努めてきたが,その結果を検討した.【対象】1995.1から2005.1までに当院で施行したDM合併例に対する冠状動脈バイパス術連続353例を対象とした.年齢は30–88(平均65.6)歳,LMT病変64,3枝病変202,術前IABP装着70,慢性透析37,再手術12であった.手術は,バイパス本数1–7(平均3.2),内胸動脈使用率96%,両側内胸動脈使用率65%であった.【結果】病院術死亡率1.7%,術後胸骨感染合併率2.0%であった.遠隔期成績は10年生存率,心事故回避率がそれぞれ93%,88%で,非DM症例と比べて遜色なかった. |
全文PDF |
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Keyword: coronary artery bypass grafting, diabetes, internal thoracic artery, long-term results |
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Hirotani T, Ohtsubo S, Yoshitake S, Takaki J, and Takeuchi S: Coronary artery bypass grafting for patients with diabetes.
J Jpn Coron Assoc 2011; 17: 94-99 |
2010年6月21日受付,2011年1月27日受理 |
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