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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association |
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年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。 |
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Vol. 17, 2011 / |
●原著 |
冠動脈インターベンションにおける 腸骨動脈インターベンションの重要性 |
宮本 明,袴田 尚弘,福田 正浩,山内 靖隆,秋田 孝子,久原 亮二,手塚 信吾 |
菊名記念病院心臓血管センター循環器科 |
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【目的】腸骨動脈病変を有する冠動脈インターベンション(PCI)例に対する腸骨動脈インターベンション(EVT)の有用性を検討した.方法:PCI 前にEVTを実施した44例(68.0±11.0歳)を対象に,PCIルートとしてのEVT治療肢の使用頻度および患者背景を調べた.【結果】44例の腸骨動脈病変は,片側22例,両側22例で,65病変(大動脈3病変を含む)全てEVTにて治療された.18例でEVT治療肢をPCIルート(IABP 3例を含む)として使用し,両側腸骨動脈病変の頻度が88.9%と非使用例の23.1%に対して有意に高かった.ルート使用の有無において,透析,多枝疾患,急性冠症候群の頻度や冠動脈病変形態に有意差を認めなかった.【結語】腸骨動脈病変を有するPCI例において,EVTはPCIルート確保に有用で,特に両側腸骨動脈病変で顕著であった. |
全文PDF |
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Keyword: peripheral arterial disease, coronary artery disease, coronary intervention, peripheral intervention |
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Miyamoto A, Hakamata N, Fukuda M, Yamauchi Y, Akita T, Kuhara R, and Tezuka S: Significance of peripheral intervention for coronary intervention of the patients with coronary and iliac occlusive disease.
J Jpn Coron Assoc 2011; 17: 175-179 |
2010年6月27日受付,2011年6月7日受理 |
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