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日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association |
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年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。 |
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Vol. 17, 2011 / |
●原著 |
トランジットタイム血流計による冠動脈バイパスグラフト血流分析 |
高味 良行,田嶋 一喜 |
名古屋第二赤十字病院心臓血管外科 |
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トランジットタイム血流計(TTFM)による冠動脈バイパス(CABG)グラフト術中評価は,簡便で再現性が高いことから普及している.われわれは,TTFMの血流量とCABGグラフト吻合部狭窄との関係,CABGグラフトの良否を判断するTTFMの指標について研究してきた.さらにTTFMを利用して大動脈バルーンパンピングのCABGグラフト血流への影響,右胃大網動脈グラフトの血流特性についても研究してきた.本論文では,これらの知見を中心に,CABGグラフト血流のTTFM分析についてのこれまでの研究成果を概説した.そのことにより,グラフト血流が血行動態・冠動脈の血管抵抗・灌流域のviability・グラフト径・グラフト形式など様々な要因により影響されることを考慮した上で,TTFMによるグラフト血流分析が冠循環の病態生理を科学するよいツールであることを強調した. |
全文PDF |
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Keyword: coronary artery bypass grafting, graft flow, transit-time flow measurement |
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Yoshiyuki Takami and Kazuyoshi Tajima: Scientific analysis of flow of coronary artery bypas grafts using transit-time flowmeter
J Jpn Coron Assoc 2011; 17: 196-203 |
2010年9月16日受付,2011年7月28日受理 |
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