日本冠疾患学会のWEBサイトへようこそ。

ご挨拶・沿革
学会役員・委員会
定款・細則
FJCA(特別正会員制度)
歴代会長
入会申込み
事務局ニュース

学術集会概要

学会雑誌

賛助会員一覧

医薬品・医療機器ニュース


関連リンク

サイトTOPページへ
 
 
 
 
 
 
 
 
 

日本冠疾患学会雑誌 Journal of The Japsanese Coronary Association


年4回発行される学会雑誌の目次が掲載されています。Vol.11以降はPDFで全文をご覧いただけます。

Vol.18 (2012)〜 Vol.17 (2011) Vol.16 (2010) Vol.15 (2009)
Vol.14 (2008) Vol.13 (2007) Vol.12 (2006) Vol.11 (2005)
Vol.10 (2004) Vol.9 (2003) Vol.8 (2002) Vol.7 (2001)
Vol.6 (2000) Vol.5 (1999) Vol.4 (1998) Vol.3 (1997)
Vol.2 (1996) Vol.1 (1995)

Vol. 17, 2011 /
●原著
Off-pump CABGに対するトラネキサム酸の局所投与
青木 雅一,神谷 賢一,大川 育秀
豊橋ハートセンター心臓血管外科

【目的】Off-pump CABG術中に抗線溶薬の一つであるトラネキサム酸を縦隔内に局所散布して,その止血効果と安全性を検証した.【方法】Off-pump CABG 37例中,トラネキサム酸を投与していない22例(N群)とトラネキサム酸を投与した15例(T群)とで,術後の出血量,輸血量,合併症について比較検討した.T群では胸骨を閉鎖する直前にトラネキサム酸1 gを縦隔内に散布した.【結果】術後の輸血や出血再開胸は両群ともに認めなかったが,術後24時間の出血量はN群485±172 ml,T群299±104 ml(p=0.0007)と約4割の有意な減少を認めた.腎機能障害,痙攣,脳梗塞,術後心筋梗塞,グラフト開存率,ICU滞在日数,入院死亡,いずれも両群間で有意差は認めなかった.【結論】トラネキサム酸の局所投与は簡便,低コストかつ安全に術後の出血を減少させる有効な方法と考えられた.
全文PDF

Keyword: off-pump CABG, tranexamic acid, local application
 
Masakazu Aoki, Kenichi Kamiya, Shinji Ogawa, Hiroshi Baba, and Yasuhide Okawa: Local application of tranexamic acid for off-pump CABG
J Jpn Coron Assoc 2011; 17: 204-207
2011年4月24日受付,2011年8月4日受理

 ≪ Vol.18以降〜最新号 ≪ Vol.17目次へ サイトTOPページへ
 
 
┃ 関連リンク ┃ プライバシーポリシー ┃

ご使用になるブラウザはInternet Explorer5.0、Netscape Communicator5.0以上を推奨しています。
尚、全ての著作権は日本冠疾患学会に帰属し、記載内容について一切の無断転載をお断りします。
Copyright(C)2008-2015 日本冠疾患学会 THE JAPANESE CORONARY ASSOCIATION. All Rights Reserved.